ソウル近郊の自然を比べる — 日帰りで足りる場所と一泊したほうがいい場所
束草の旅 · Sokcho Hangari Mulhoe
料金・時間の確認日:2026-10-10

束草でムルフェの店をやっていると、こんな話をよく伺います。
「ソウルから近いところにしようかと思ったんですが、結局ここまで来ました」
その「近いところ」は、たいてい加平か春川です。そこで三か所を同じ基準で並べて比べてみました。束草がいつも正解というわけではありません。
短く答えるとこうです。半日しか取れないなら、加平か春川が合っています。一日をまるごと空けられるなら、束草で雪岳山と海を両方見られます。一泊できるなら、束草で日の出まで見られます。
三か所を同じ基準で見ると
南怡島は加平の中にあるので、一つの列にまとめました。
| 南怡島(ナミソム)・加平 | 春川 | 束草 | |
|---|---|---|---|
| 鉄道 | 清涼里から加平駅まで約42分 | 清涼里から約1時間 | 通っていない(2026年現在) |
| 車 | 1時間10分〜1時間50分 | 1時間20分〜1時間50分 | 2時間〜2時間30分 |
| 日帰り | 半日で足りる | 半日で足りる | 一日まるごと使えば可能 |
| 海 | なし | なし | あり |
| 山 | 低い山・樹木園 | 湖と低い山 | 雪岳山 |
| いちばんの魅力 | 島と並木道 | 湖とタッカルビ | 海と山が一つの街に |
鉄道は清涼里駅から、車はソウル都心からの出発を基準にしています。南怡島は、加平駅から船着場まで行く時間がさらに加わります。束草へは高速バスか車になり、江南の高速バスターミナルから2時間10分〜2時間30分です。春川と束草を結ぶ鉄道は工事中ですが、まだ開通していません。
料金は書いていません。入場料も運賃もよく変わりますので、出発前にそれぞれの公式サイトでご確認いただくほうが確かです。
加平 — ソウルからいちばん近い自然
加平は、ソウルから自然を見に行くいちばん短い道のりです。清涼里駅から京春線のITX-青春に乗れば、加平駅まで40分台です。車でもソウル都心から一時間を少し超えるくらいです。
南怡島、朝の静けさ樹木園、プチフランスがどれも加平の中に集まっているので、一日に二か所を組み合わせやすいです。
南怡島へは船で渡り、島の中は歩いて回ります。メタセコイアが並んだ道がいちばんよく知られた景色です。
朝に出て夕方に戻る日程が無理なく組めます。泊まる場所を考えなくていい距離、それが加平のいちばんの強みです。
春川 — 湖を抱えた街
春川は、街の便利さと湖畔の景色を一緒に楽しめる場所です。清涼里駅からITX-青春で一時間ほどです。昭陽江と衣岩湖が市街を囲んでいるので、水辺が街の中まで入り込んでいます。
タッカルビとマッククスを食べに行く人が、湖を見に行く人と同じくらい多いです。食べて歩いているうちに一日が過ぎます。鉄道が市街地まで直接入るので、車のない旅行者には楽です。
束草 — 海と山がひとつの街にそろう
束草には、海と国立公園が車で20分の距離にそろっています。午前に雪岳山、午後に束草海水浴場と、一日のうちに両方を見られます。
ソウル江南から高速バスで二時間少しです。ターミナルで降りれば海まで歩いて行けますし、雪岳山の入口にあたる雪岳洞までは車で20分台です。車がなければ、束草海水浴場の近くから7番・7-1番の市内バスに乗ると、雪岳洞まで40分ほどです。本数が少ないので、時間に余裕をもってお出かけください。雪岳洞への行き方は雪岳山の紅葉ガイドに詳しく書いてあります。
日帰りで雪岳山と海の両方を見て帰られる方が、実際に多いです。朝一番のバスで来て午前に雪岳山を見て、昼食をとり、午後に海辺を歩いて夕方のバスで帰る日程です。当店にも、そうやって来られるお客様がたくさんいらっしゃいます。
条件は一つだけです。一日をまるごと空けること。朝早く出て夜遅く帰る日程なので、半日だけ使いたい日には向きません。
一泊すると何が変わりますか?
一泊していかれると、三つのことが変わります。
時計を見なくて済みます。日帰りだと、帰りのバスの時刻を一日中気にすることになります。泊まれば、雪岳山から下りてきて座って休む時間ができます。
日の出も見られます。東海(日本海)では日が海から昇りますが、ソウルから始発のバスで来る日程では、この時間に間に合わせるのは難しいです。束草海水浴場からでも宿の窓からでも、前の日に来ていてこそ見られる景色です。
雪岳山にも朝早く登れます。空気が澄んで見晴らしがいちばんいい時間帯で、ケーブルカーも営業開始の時刻に合わせて行けば、ほとんど待たずに乗れます。登山がご負担なら、ケーブルカーで権金城まで行って戻るのに往復2時間30分〜3時間を見ておいてください。紅葉シーズンの週末は待ち時間が長く、さらにかかります。
1泊2日の日程は別に書いてあります。
加平と春川は、一泊してもできることが大きく増えるわけではありません。日帰りで見終えるように組まれた場所で、それが長所です。
ソウル近郊の日帰り、どこへ行くのがいいでしょうか?
選ぶ基準はその日に使える時間です。
- 半日しか取れない → 加平
- 食べることが目的で、街のほうが楽 → 春川
- 一日をまるごと空けられる → 束草。朝早く出れば雪岳山と海の両方を見られます
- 一泊できる → 束草。急がなくて済み、日の出まで見られます
三か所どれも良い選択です。私たちは束草で商売をしているので、束草の話を長く書いただけです。束草のことはソウルからバスで2時間、まだ知られていない韓国にもっと書いてあります。
束草にお越しになるなら
当店は束草高速バスターミナルから徒歩3分、束草海水浴場のすぐ前です。バスを降りて荷物を引いて歩いて来られます。
ムルフェは、東海岸の漁師が船の上で食べていたものが食堂の料理になったと伝えられています。その話はムルフェの歴史に書いてあります。束草までお越しになったついでに、一杯召し上がっていただけたらうれしいです。
よくある質問
ソウルから日帰りで自然を見に行くなら、いちばん近いのはどこですか?
加平の一帯がいちばん近いです。南怡島と朝の静けさ樹木園はどちらも加平にあり、京春線のITX-青春で車がなくても行けます。
束草は日帰りで雪岳山と海の両方を見られますか?
見られます。朝一番のバスで来て午前に雪岳山、午後に海を見て、夕方のバスで帰られる方が多いです。一日をまるごと空ける日程になります。
車がない場合はどこが楽ですか?
加平と春川には鉄道が通っていて、束草は高速バスが市街地の真ん中に着きます。三か所とも車なしで行けます。
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